2. 紀行
一日の仕事を終え、急いで作った大きな荷物を抱えて自宅から浜松町駅へ電車に乗ります。
帰宅ラッシュの中、明らかに旅行に行く格好で大荷物を持っていたので、若干の恥ずかしさと優越感とを感じながらじっと座席に座わること30分。浜松町に到着。
東京ポートシティー竹芝の2階にある飲み屋街で、今回の旅仲間(といってもいつものキャンプ友達)と待ち合わせをし、夕飯を取ります。
旅の前の酒は旨い・・・。
これからの乗る船に期待を膨らませながら、乗船時間まで時間をつぶします。
乗船一時間前にあったので、竹芝客船ターミナルの受付で乗車券を受け取ります。
今回、なんと特一等客室を予約しております。
正直船の中では寝るだけなのですが、せっかくなので贅沢したいではないですか!
乗船開始は出航の30分前からだったので、それまでターミナルの中で待機。
ちょうど納涼船の下船と入れ違いだったのか、浴衣姿の男女男女がそれはもうたくさん。色々な思惑が交錯しているのを、遠い目で見つめておりました。
乗船開始だ。客室等級別に乗船が始まります。私たちは勿論一番さ笑
これが今回乗船する東海汽船「さるびあ丸」。私たち旅客以外にも貨物をたくさん積んでいました。これが島の大事な生活物資になるのだな。
6階建てのさるびあ丸の5階に、今回私たちが泊まる特一等客室があります。まるでビルですね。
この扉の先にはホテルライクな通路があり、今回私たちが利用する部屋もこの通路の先にあります。
ちょっとお洒落な表札。513号室が我々の泊まる部屋。
部屋の中はこんなかんじ。3人の貸し切りで完全にプライベートが確保でき、気兼ねなく会話を楽しむことができます。
またテレビやシャワーもついており、シャワーの水圧の高さには大満足でした。
出航してはじめて30分経った頃には乗船客でざわついていた館内も少しずつ静かになってきました。
ということでちょっくら船内探検。
デッキに出てみるとまるで酒場のような賑わい。
ダイビングサークルの学生と思しき団体や、若いグループの方々が夜風にあたりながら酒を楽しんでいました。
私らも東京の夜景を酒の肴にしばし談笑。
0時過ぎには船内の消灯時間となりデッキは封鎖。部屋に戻り、1時すぎにはベッドでおやすみ・・・。