北海道サイクリングの4日目。今回の旅の最終日です。恵山岬からひたすら海沿いに西に進み、函館駅を目指します。
1. 今日の天気と気分
2020年9月7日(月)。今日はきれいに晴れたなあ。
気温も30度くらいまで上がってちょっと日焼けが気になるくらい。
風はなく、最後の旅路にはもってこいの天気でした。
2. 実際に走ってみました
おはようございます。うーん、、よく寝た!
朝は海鮮尽くしのビュッフェ。イクラ食べ放題、タコ刺し食べ放題。(イカ刺しは一人一皿だけだった…)
この旅で一番豪華な朝ご飯をいただきました。
イクラが美しい…!
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今日は8時ごろにホテルを出発です。
今日は晴れなんですが、この恵山岬ではすごい霧がかかっていました。
恵山岬から降りる途中、シカを見ることができました。
実はこの旅で野生動物を見たのはこれが初めて。ちょっとラッキーな気分になりました。
国道に入って、山道を進んでいきます。
ここはとどほっけ。
かつて存在した村で、漢字で書くと椴法華という難しい字を書きます。
この看板はかつての村の名残でしょうか。
ここらへんにはごみ処理場があったくらいで、あとは特には…。
山エリアを抜けると、目の前に海がパーッと広がります。
海浜公園から恵山をきれいに望むことができました。
恵山の中心地に着くと少しだけ国道を逸れて、海沿いを走っていきます。
ここら辺一帯は道南金剛と言われており、かつての採掘場だそうです。
険しい岩々が海に突き出しています。
その岩々を貫くのが、この日浦洞門。これが手掘りというのだからたまげたものです。
掲題の通り、ここ汐首岬は本州との距離が一番短い場所だそうです。
とはいっても駐車場とかが整備されいるわけではなく、ただ看板が置いてあるだけ。
灯台とかもないのであまり岬感がない場所でした。
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汐首岬を後にしたら、もうひたすら函館に向けて走るのみ。
途中、熊でなく、馬の出没に注意しながら…
お。向こう側に函館山が見えてきました。建物も密集しているのがここからでも良く分かります。
もう少しだ…!
いつの間にか函館の市街地に入っていました。
空港を通り過ぎて少ししたところに、体育座りをした石川啄木の像が。
彼の背にある岬は立待岬と言って、彼のお墓があると言われています。
ちょっとそこまで行ってみましょう。
函館山の脇を通りようにして、岬に向かいます。路面電車がこんなところまで通っているのですね。
ここが路面電車の終着駅、谷知頭。温泉街で有名だそうです。立待岬の最寄りもここになります。
えっさ、ほっさ、と50mくらい登ってようやく岬に到着。
写真ではわかりませんが、あの向こうには青森県の大間が見えていました。
函館についてしまえばあとは東京に帰るだけ。
帰りの新幹線までは時間があったので、ちょっと函館の町をぶらっと見て回ることに。
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函館の赤レンガに向かう途中、コンクリの長い棒を発見。
どうやらこれ、日本最古のコンクリ電柱だそうです。なるほど、なるほど、と立派な案内板を読んでみました。
港の方に進むと、八幡坂。
後から知ったのですが、この坂の上から取る写真が函館では有名だったみたいです。下から取ってしまった…。いつもは観光客がうじゃうじゃいるとのことなので、この閑散とした時期にこそ撮るべきだった…笑
観光地用に整備された広場を歩きます。
金森赤レンガ倉庫にも行きました。
ただめっちゃ汗をかいた後だったので、中に入って物色するようなことはせずにただ倉庫と自転車の写真を撮るだけにしておきました。
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倉庫から少し離れたところに、土方歳三の墓があります。函館市福祉センターの敷地内にあるこのお墓は、ちょっと静かで、そして志半ばで命を落とした男の無念さを感じることができる、異様な場所でした。
この度の終着地、函館駅に到着です。
まあ本当は、新幹線駅の新函館北斗駅まで走ろうとも考えたのですが、なんかもういいかな、と思ってしまったのでここで自転車をたたむことにしました。
ちょっと時間ができたので駅近くのカフェでお昼ご飯を食べることに。クロワッサン。なんかこの日はあまりお腹が減ってなかった。
函館駅でスナッフルスのチーズオムレットを購入してから、函館本線で新函館北斗駅へ。そこからはもう、東京に帰る、それだけです。
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4日間の長旅は、去年のGWに三陸を旅した以来でしたので、日ごろの仕事を忘れて久しぶりにリフレッシュできた時間を過ごすことができました。
19時に東京駅に着いて、30分で自宅に到着。
明日からまた仕事だ。頑張りますか…!
3. 実走記録