島根鳥取サイクリングの二日目!本日は米子から鳥取まで元気に走り抜きます。
1. 今日の天気と気分
2022年11月26日(土)。天気は晴れ→雨→晴れ、最高気温は17度。
途中降ってきた雨が身体を芯から冷やしてきた・・・。
2. 実際に走ってみました
目が覚めるとやけに天井が低い・・・。そうだった、今米子のカプセルホテルで一夜を過ごしたのだ。
時計を見ると8時。ちょっと寝坊。急いで身支度。
薄暗いカプセルホテルの自室で昨日コンビニで買っておいたパンとヨーグルトを食べ、そそくさとチェックアウト。
ホテルの前の高島屋の駐輪場に地球ロックしていた自転車の存在を確認し、ほっと一安心。
昔、チェーンをぶち切られて自転車を盗まれたことがあるから基本的には自転車もホテルの部屋に持ち込むようにしているけど、カプセルホテルではそれができずで内心ちょっとヒヤヒヤだった。
天気予報では午後から雨。まあこの青空を見る限り、雨は降らないだろう。
米子を後に、東に向かってひたすら走るのみ。
昨日は綺麗に頭まで観ることが出来た大山に雲が掛かっていた。
大山方面に少し北上して、そこから鳥取に向かって大山を右手に東へ走る。
今を走るは大山町、大山口駅付近。
大山町は今首都圏からの移住者がじわじわと増えている町らしいが、国道沿いを走る限りはその片鱗を確認することはできなかった。
コナンで町興しを頑張る北栄町に入るころには、空模様が怪しくなってきた。
どうか雨よ、降らないでくれ・・・。
今回の3日間の旅で目玉スポットの一つであったコナン館にやってきた。
コナン館の最寄り駅にあたる山陰本線の由良駅はもはやコナン駅と化しており、そこからコナン館に至る道はコナンの銅像やらなんやらとコナンに町がジャックされていた。
観光客はまばらではあったが、北栄町という田舎町にしてはかなり人がいる方かと思う。
順番待ちをせずに撮ることができたコナンと怪盗キッドの像で記念撮影。
アガサ博士とも写真を撮っておきましょう。
コナン館から8km程進んだ先にある、予めgoogle mapで下調べをして目星を付けていた食堂で予定通りお昼ご飯を取ることにした。
のですが、看板も何もなくお店の前を行ったりきたりしながらお店を探してしまったが、何とか見つけることができた。
お客さんは私一人。天ぷら定食を注文し、静かな店内に私の天ぷらを揚げる音が響き渡った。
旨い。10分もしないでぺろりと平らげてしまった。
休息もかねてgoogle mapで残りの道順を確認しつつ、インスタに現在地投稿。
一息ついた所で、腰を上げてお店を出た。
あらーー。雨が降ってきた。
リュックサックの雨具を装備して雨の中走る覚悟を決める。
雨が降り始めてから5分程で本降りに。だんだんと体温が奪われていき、すぐに走るのが辛くなった。
降り始めてから10km程走った湯梨浜町の泊駅で、一旦雨宿り。
5分ほど待ち、雨が弱くなった隙を見計らってまた雨空の下走り出す。
雨が降ったり止んだりを繰り返し、しかも降るときは容赦なく土砂降りなので身体と精神に掛かる負荷がものすごい。
上り坂の途中、西の海の方に目をやると明らかに雨が降っているエリアがあった。あの雲に追いつかれないよう走らなくては・・・。
追いつかれた・・・。身体も寒さで限界だったのでコンビニのイートインであんまんを食べて体力を回復させる。
yahoo天気の雨雲レーダーを見ながら雨雲が薄くなった頃を見計らい、鳥取に向けて全速力でコンビニを後にした。
コンビニを出てから鳥取市街に入るまでの記憶はほぼない。
とにかく前へ前へと自転車を進めることだけに集中していた。そして市街に入るころには雨は止んでいた。
鳥取駅から2, 3駅離れた所にある鳥取大学の脇を通り過ぎ、いよいよ近くなるゴールに安堵しながら町の中を進んでいく。
歩道に人が歩いているのを見ると毎回なんとも言い難い達成感を感じ始める。
鳥取駅の西を走る千代川の土手を南下し、駅前の商業エリアへ向かう。
・・・
着いた。駅前の商店街。
地方都市あるあるの地元ラジオが垂れ流されているアーケード街を進んでいく。
どこに進んでいるのかと、銭湯。
かじかむ手足の痛みも忘れるほどに一直線で銭湯に向かった。
ふいーーー。固まった手足が溶けていく・・・。
昔ながらの銭湯で、番頭さんが男風呂と女風呂の両方に跨る位置で受付をするスタイル。
入浴している人は10人程いたが、平均年齢は目算70歳程。ちょっと肩身が狭かったけど、それよりも熱いお湯が身体をほぐしていく・・・。
銭湯でさっぱりほっこりした後はコインランドリーで洗濯を済ませて本日の宿泊先へ。
本日はドミトリーで一泊。6人一間の相部屋。
自分のベッドで1時間程仮眠を取り、夕飯までの時間で体力を回復したころで、いざ夕飯へ。
鳥取駅前、土曜日にも関わらず閑散としていた。過疎化が心配だ。
今回はここで夕飯を取ることに。
山陰の名物を食べまくるぞ、ということで手当たり次第お店のおススメを頼んでいった。
刺身とか何とか…途中から酔って何を食べたか覚えていないが、どれも美味しかった。
100km走った後に酒を飲むとすぐに酔いが回るからコスパが良い。
夕食のあとは少しだけ鳥取駅を散策して、切符売り場の運賃一覧を見ながらこんなところと繋がっているんだと感心したりして夜を過ごした。
3. 実走記録