【出雲~城崎】Day3 山陰海岸国立公園を堪能!【自転車】

島根・鳥取の旅も3日目。最終日。今日は鳥取から兵庫の城崎温泉を目指して行きます。

1. 今日の天気と気分

2022年11月27日(日)。天気は晴れ、最高気温は15度。
昨日は雨でしたが今日は一日晴れていてサイクリング日和。

2. 実際に走ってみました

7:30 (0 km)
朝食はコンビニで

ガサガサ。ドドン。

昨日とは打って変わって今日は手作り感満載の二段ベッドで寝ていたため、隣や上の人の動作音が響き目が覚めた。

顔を洗うため就寝スペースに隣接する薄暗いリビングスペースに向かうと、コーヒーを啜る40位の女性や洗濯が終わるのを待っている大学生男子が端の方で立っていた。

お互い干渉しないようにと私もそそくさと顔を洗い、身支度を整え、宿を後にした。

出発時は少し曇っていたが、少し走ると空が晴れてきた。

昨日来た土手の道を戻り、鳥取砂丘の方面に自転車を走らせる途中、朝食を取るべくコンビニに立ち寄った。

おにぎりとサンドイッチ。炭水化物と炭水化物。これが今日午前中のエネルギーとなる。

意外と頻繁に車が出入りする駐車場の端で朝食をとりまして、ちょっと溢れそうなレジ横のゴミ箱にごみを捨て、いざ鳥取砂丘へと走り出す。

8:15 (4.6 km)
鳥取砂丘

鳥取と言えば砂丘。砂丘と言えば鳥取。今回の旅の目玉は鳥取中心地から少し北上した海沿いにある。

少しばかり丘を越えると道路が薄っすら白くなっているのが分かる。目的地に近づいてきた。

道路沿いから砂丘を一望できる箇所は意外と少なく、人っ気の少ない砂丘のはずれでとりあえずの記念写真を撮影。

他に良い場所はないかと砂丘の周りを走ったけど、うーん。やはりちゃんと入口から入らないとダメか。

自転車と一緒に入りたかったがそのような場所はなさそうだったので今回は外からの砂丘で良しとしよう。

どうせまた普通に旅行で行くでしょ。

海沿いの道を気持ち良く走って鳥取砂丘を後にした。

9:10 (18.6 km)
鳥取から兵庫へ

ここから先はゆるりと周りの名もなき景色を楽しみながら走っていく。

砂丘からは10km程山口~京都間を結ぶ国道9号線を走る。少し高低差があったので車にどんどん抜かれていったがしょうがない。

走っていた国道がだんだんと海沿いから逸れてきたので、一度国道は抜けて海沿いの町へと移動。

真っすぐ伸びる道の先に映る海。いつどこで見ても素晴らしい景色だ。

 

ただその景色から10分位経っただろうか。海沿いを気持ちよく走っていると不穏な看板が近づいてきた。

通行止め、だと。

車だけかと思ったら自転車含め全面通行止めで、泣く泣く迂回ルートまで戻って山越えをすることに。

山あいを走る迂回路は最近整備されたのか、こざっぱりとしていた。

山を越えて景色が開けると眼下に小さな町が見えてきた。

次の町に行くためには、一度この町まで下ってそこから更に海岸沿いの峠を越えていく必要がある。

 

えいさほいさと、速度1桁台でゆっくりとしっかりとペダルを踏みしめて峠を登っていく。

東浜展望台からは綺麗な浜を見ることができた。写真ではちょっと見えないが、10名ほどがサーフィンを楽しんでいた。

 

展望台から更に5分程登ると、兵庫県との県境に到着。

兵庫県は何度か来たことはありますが、日本海側は初めて。但馬国。

なんかエモい物語の一つや二つありそうな集落。

10:29 (37.5 km)
道の駅浜坂の郷から

山を越え、浜坂の町に到着。

2005年までは浜坂町として独立した市町村だったが、隣の温泉町と合併したことで今は地区名としてだけ浜坂の名を残している。

兵庫県で初の国民保養温泉地に指定された町らしいが、温泉を楽しむ余裕と時間は今の私にはなかったので道の駅でトイレ休憩を済ませるにとどめた。

旨そうな牛。「たじまうし」と読むんだって。少しwikiで但馬牛のこと調べたら結構壮絶な歴史があることを知り、少し興味が沸いてきた。今度機会があったら食べてみたいと思う。

11:13 44.3 km)
まさかの通行止め

浜坂の道の駅から東に餘部(あまるべ)という町まで風を切りながら気持ちよく走っていると道路情報を教えてくれる電光掲示板に「通行止め」という文字が見える。

こういうのはかなり先の情報を出していることもあるので今回も自分には関係ないと思って気にも留めず進んでいった。

関係あった。

スマホで何とか迂回ルートを探るも50km余分に走らないと迂回できない最悪の自体。

これはもう…輪行だ!幸い、すぐ近くには山陰本線が走っているので輪行はいとも簡単にできた。

駅というには人も建物も何もない、舗装もされていない道を通り抜け、久谷駅に向かう。

フェンスの扉を開けて駅のホームへ。先に見える電車は鳥取行き。俺が行きたい方向とは真逆だ。

目的地である豊岡行きの電車はあと40分は来ないらしい。

さて、誰もいないのでここで着替えをして、完全にオフモードに切り替え。

色々あって祖父母に電話してみたり、動画見たりして時間を潰した。

ようやくきた電車に乗り込むと、乗客は数名。車内で乗車券を受け取るワンマンスタイル。旅に来た感じがして良い。

久谷駅からは城崎温泉駅まで電車で行ってしまうことにした。

初めは2,3人しかいなかった車内だったが、柴山駅だったか佐津駅だったか、どっと観光客らしき人たちが乗ってきて車内が賑わい始めた。

人が多くなると居心地が悪くなるのが、輪行の辛いところである。

13:06 (- km)
城崎温泉でカニを食す

久谷駅から電車に揺られること50分。

当初のゴール地点である城崎温泉駅に到着。14時半発京都行きの特急券を買っているのでそれまで昼食を食べたりして時間を潰そう。

東京に住んでいるとあまり聞かない城崎温泉ですが、関西圏の人からするとかなり有名な温泉地らしい。こっちでいう、草津温泉的な立ち位置?

この三日間で訪れた場所のどこよりも活気がある場所でした。

昼食はやっぱり城崎の名物のカニだな。どの店に入るか歩きながら考えるとしよう。

この大黒屋というお店、一番人の出入りが多くて人気そうありそうだったのでここにすることにした。

10分ほどお店の前で待機し、ようやく入店。

カニそのままの食感を楽しみたかったのでカニ握りセットを注文。

もう見ただけで旨いのが分かる。そして食べても当然旨い。

旅も締めにはもってこいの食事だった。

 

電車の時間まで時間があるので近くの喫茶店で時間を潰すことに。

旅の写真を整理しながら電車を待つこの時間が、毎度至福だったりする。

16:30 (- km)
旅の終わりは京都

妻の実家がある京都が本日の旅の終着駅。

ほぼ人のいない電車に乗り、観た溜めていたサマータイムレンダをアマプラで一気見。これは名作ですわ。

 

そんなこんなで京都駅に到着。

京都タワーが侍ジャパン色に包まれていました。今日は日本勝つかな?

おしまい

 

3. 実走記録

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