【伊豆半島一周】Day2 超過酷、獲得標高4000mの西伊豆沿岸線【南伊豆～沼津】【自転車】

朝七時。ゲストハウスに泊まっている方々もちらほらチェックアウトを済ませていました。みんな朝が早いこと。

素泊まりなので朝ご飯は外で。それすなわちコンビニで済ませます。

この度の一番の目的地、伊豆最南端の石廊崎へ。ちなみに「いろうざき」と読みます。

まずはこの交差点を右に曲がります。

そしてきつい坂を登ります。自転車と一緒に登っても問題ありません。車の場合はいったん下の駐車場においてのぼる必要があるみたいです。でも今この上に新しく駐車場をつくる工事をしていたので、近いうちに上まで車で行けるようになるみたいですよ。

石廊崎灯台が見えてきました。海も見えてきました。

とうとう到着しました、石廊崎。ここから先は自転車をおいて進んでいきます。

途中、崖に食い込むようにして熊野神社があります。

よいですね。。。300°一面海。ここで一日中海を眺めていたいです。でも今日中に三島まで自転車を漕がなくてはいかない。重い腰を上げて自転車のある場所にもどりました。

西伊豆をなめていました。昨日は比較的簡単に走破することができたので今日もいけるだろうと思っていました。しかし…走ってみると100m上昇しては100m降りるの繰り返しを何回も繰り返します。

なぜこんな高いところに私はいるのでしょう。漕いでいるときはひたすら無心でした。

国道136号は本当に人里がない。いや、あるんですけど、人里と人里の距離がありすぎてそれまでの間はただひたすら坂を登り続けます。

コンビニがないので水分補給ができない…。どこかに自販機はないか…。

と思っていたら、なにやら展望台が！自動販売機もある！ここでたまらずスポドリを二本購入。うち一本はその場で飲み干しました。

ちなみに景色はとてもよかったです。さすが展望台。車で来ていた人たちもたまたま寄った、という人たちが多いみたいでした。まあみんな写真パシャパシャととって、颯爽と車で出ていく人たちばかりでしたが…。

石廊崎を出てから2時間。ようやくザ・モスト美しい村、松崎町へ。でも松崎町って何があるのかな。

雲見海岸がありました。ここはゲストハウスのおじさんが、富士山が見える絶景スポットと言っていた場所。雲見大橋から富士山を一望することができました。

西伊豆町へ向かう途中、なぞの女神像が道沿いに置かれていました。

他にも…。これはどういう意図で置かれているのだろうか。5体くらい置いてあったと思うけど。

市街地に入るとコンビニが…！すかさず店に入りゼリー飲料とアイスをむさぼります。もちろん買って。

西伊豆で一番大きな町だと思われる、西伊豆町。といってもやはり有名な観光地などがあるわけではないです。しいていえば堂ヶ島かな。

伊豆半島にある市町名は合併のせいか~伊豆とかいう名前がおおすぎる。東伊豆町・南伊豆町・西伊豆町・伊豆市・伊豆の国市…。とりあえず伊豆市に入りました。

まずは恋人岬。その名の通り、カップルが訪れる場所。

そして土肥（とい）海岸。西伊豆では数少ない栄えている場所。魚を釣っている人が多かったです。あ、写真はありません…。ここからは走るのに必死で写真がほとんどとれませんでした。

伊豆半島一周のまとめページを見ればわかるかもしれませんが、土肥からはアップダウンがすごいんです。

西伊豆を地図でもみると、左上にちょっとひときわ目立つ岬があります。ここにはビャクシン樹林と呼ばれる不思議な形をした森や、そこにどうして池ができた？と思わずにはいられない神池などがあります。下の写真はぐるなびから拝借しました。

ほんとうに辛かった。。。二度と西伊豆は走るまい、と思ってしまうほど疲弊しました。今日の旅は三島まで。というかこの一周の旅もここまで。ほんとは箱根も山も自転車で越えて、きっちり一周したかったんですけど、ちょっと西伊豆で心が折れました…東京に帰ります。

三島駅で自転車を輪行袋に詰め、電車で小田原へ…。