3.旅のきろく 2日目
朝のレストラン会場は、開放感があふれるオーシャンビュー。

朝食から、なんだか豪華。
見たことないようなビジュアルの料理が、ずらりと並ぶ。
キラキラ輝く海を目の前にとる朝食は、非日常を味わえる素晴らしい時間だ。

ソーセージはおかわり自由ですよと言われたので、店員さんを呼んでおかわりをお願いした。
それがこの一皿。
二日目は車で、館山の南にある野島崎灯台へ。
野島崎は、房総半島の最南端にあたる岬だ。

道の向こうに、白い灯台が見えてきた。
灯台があると、行きたくなるんよね。
野島埼灯台は、明治2年(1869年)に初点灯した歴史ある灯台で、日本で2番目の洋式灯台とも紹介されている。
当初は白いレンガ造りの八角形の灯台だったが、1923年の関東大震災で倒壊した。
今の灯台は、その後に白いコンクリート造りで再建されたものだ。
「日本の灯台50選」にも選ばれていて、国の登録有形文化財でもある。

しかもこの灯台は、全国で16基しかない「のぼれる灯台」の一つ。
灯台があると、のぼりたくなるんよね。

展望台からは、岩場と海岸線が一望できる。
水平線の向こうには何があるのかな、と思いにふけるのが、エモくて好き。

灯台の資料展示室には、大きなレンズが展示されていた。
光を拡大するすごいやつ。
灯台のレンズは、小さな光源の光を束ねて、遠くの海を行く船まで届けるための道具だ。

ちょっと風にあたってくると言って、灯台の足元に広がる岩場へ。
岩場の先に、さっきまでいた灯台が小さく見える。
野島崎は、もともと「野島」という小さな島だったとされる。
1703年の元禄地震で土地が大きく隆起して、陸続きになったそうだ。

足元には、網の目のような割れ目が走る平らな地層があった。
地質学者ならうんちくを語りそうな地層を発見。
もしかすると、地震で持ち上がった海底の名残かもしれない。

岩の上には、どこからか流れ着いた瓶。
王冠に書かれた「FILIPPO BERIO」を調べたら、イタリアのオリーブオイルのブランドだった。
イタリアから流れ着いた?
まさかね。
お昼前に、安房神社へ。
最近御朱印を始めたので、寄ってみた。

木々に囲まれて、静かに社殿が建っている。
結構歴史があるらしい。
神武天皇の時代に、阿波国(今の徳島県)から渡ってきた忌部氏が創建したと伝わる、安房国の一之宮だ。
地元では「大神宮」と呼ばれて親しまれていて、今の場所には717年に移ったとされる。

無事に御朱印もいただけた。
御朱印ゲット。
今日の昼食は、漁港食堂 だいぼ。
妻が調べておいてくれたお店だ。
館山の伊戸漁港のそばにあって、自前の漁船で獲った魚を使っているらしい。

海沿いに建つ平屋の食堂で、手前には自動販売機が並んでいる。

私が注文したのは、漁師丼的なやつ。
新鮮な魚がたっぷり盛られていて、うまかった。

妻が頼んだのは、名物らしいアジフライの定食。
これもうまそうだった。

食後、駐車場から海を眺めて、あそこに見える島はきっと大島だと確認している人。
館山旅行をすると決まってから、ずっと気になっていた場所。
こういうところは大好物。

黄色いヘルメットをかぶって、地下壕の入口に立つ。
赤山地下壕跡は、館山海軍航空隊が築いた防空壕で、館山市を代表する戦争遺跡だ。
全長は約1.6kmにもおよび、全国的にも大規模なものだという。
凝灰岩質砂岩の地層を、人の手で掘り進めたもので、基地の司令部や病院、発電所などの機能が置かれていたそうだ。
見学できるのは、そのうちのごく一部。

立入禁止の柵の向こうにも、暗い壕が続いている。
何が隠されている?
あのブルーシートの下。

照明がぽつぽつと灯る通路を、奥へと進む。
良い雰囲気。
私たち以外にも、3組くらい来ていたかな。
みんな怖がっていた。

地上へ戻ってくると、ほっとする。
夜に来てみたいね。
昼には見えなかった新たな発見があるかも。
※訪問は2025年8月。館山市の観光サイトによると、2025年11月に壕内の見学ルートで一部崩落が確認され、安全が確認できるまで休壕となった。再開の時期は要確認。
道の駅が大好きな妻のために、お土産やおやつを求めて立ち寄る。
グリーンファーム館山は、2024年2月にグランドオープンした、まだ新しい道の駅。
農業や食の体験を柱にしていて、乳搾り体験なども用意されているらしい。

広い芝生の先に、道の駅の建物が見える。

お目当ては、牛乳ソフト。
併設の牧場の牛乳を使っているらしく、おいしそう。
牛乳ソフトの上だけ。

宿に戻ると、宿で用意してくれていたプリンが待っていた。
コーヒーと一緒に、ありがたくいただく。
道の駅でもアイスを食べたけれど、気にしない。

二日目の夕食も、もちろん豪華。
今日の夕飯も、見た目からして手が込んでいる。

続いては、ガラスの大皿に盛られた、海の幸的なサムシング。

石の皿に盛られた海老の煮物は、おお、と声が出るほどの迫力。

大浴場を出たところに、無料のアイスが置いてあった。
こういうサービスのある宿は結構あるけれど、ハーゲンダッツが置いてある宿は、ここが初めて。
選んだのは、苺のブランマンジェ。
いいね。
最高。
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