2. 紀行
今回の旅の行き先は熊本。
朝早くから空港リムジンバスに乗り込み、羽田空港へと向かいます。
吉祥寺から羽田空港に行くのは初めてだったのですが、リムジンバスは楽で良いですね。
バスに乗り込んだときはまだ暗かった空も、新宿に差し掛かるころには明るくなってきました。
6時半頃に羽田空港に着きました。
コロナ禍の割には人は多いのかな・・・?
保安検査場を抜けて、とりあえず腹ごしらえ。レストランはまだ空いていなかったので弁当。
飛行機に乗り込むと隣に政府専用機が駐機していました。いつか乗ってみたい・・・。
2時間ちょっと飛行機の中でおとなしくしていればそこはもう熊本。
無事について良かった…笑
熊本空港からはレンタカーを借りて阿蘇に向かいます。
とりあえず旅行サイトで取り上げられていたスポットを片っ端から回っていくぜ。
まずは米塚。
こんもりとした小さな丘が可愛い。・・・だけど雲がなあ。
お次はさらに上に登って草千里展望所へ。
ここは阿蘇の壮大な景色が見渡せるとかで有名です。
あれ。思っていたのと違う・・・。何も見えない。
ちょっと調べてみると、朝の阿蘇は霧がすごいみたい。雲海が有名なだけありますね!(ッケ!)
期待はずれなだけあって少しテンションが下がっていた私たちですが、とりあえず阿蘇山の山頂に向かうことに。
おや、こっちの方が雲が少ない。
山頂までは車で登ることができ、駐車場もしっかり整備されています。
火口付近まで近づいてみると、煙がもくもくと出ていました。一瞬、雲かと思いましたが違うみたい。
頂上は遊歩道が整備されていて、散策することができます。
遊歩道の脇にはたくさんの石積みがありました。
この石積みのことを「ケルン」と呼ぶみたいですが、遭難しないように道しるべの意味として置くみたいです。
といっても遊歩道がしっかり整備されているこの場所に道しるべは要らないから、遊びで置いているのかな?
もしも噴火したときのための緊急避難所として、シェルターがあちこちに整備されていました。
結構あちこち工事しているみたいですが、何をしているのでしょう。気になります。
このランプが赤く光ったら即下山。今日はずっと青だったので安心・・・。
阿蘇山から下山して、次は白川水源に向かいます。
阿蘇山から南に向かってどんどん道を下っていくのですが、途中南阿蘇村が一望できるパノラマスポットを発見。
のどかですねえ…。田舎の原風景って感じがします。
町まで下りたらお腹が空いてきたので、白川水源に向かう前に昼食を取ることに。
はじめ人気の蕎麦屋さんに行こうと思っていたのですが、満員でしかも本日分の麺を使い終わったとかで入れなかったので、急いで他のお店を探します。
訪れたのは、『田楽奥阿蘇』さん。古い家屋にある定食屋さんはおばあちゃんちのような匂いがしました。
一人2000円ほどとちょっと高かったですが、地鶏の炭火焼はとても美味しかったです。
お腹も一杯となったところで白川水源に向かいます。
どうやらとても人気のスポットらしく、近くの駐車場は満車で少し待って車を入れることができました。
ここの水源は日本の名水百選にも選ばれている場所で、入場料さえ払えばペットボトルなどに水を入れて自由に持ち帰ることができます。
毎分60トンもの水が湧き出ているだけあって、とても澄んでいました。
水源から少し離れたところに足水がありました。が、とても冷たい!!10秒足をつけるだけで精一杯でした。
白川水源に併設されているお土産屋さんに鎮座していたくまもん。
2万円か~。欲しいけど高いなあ…笑
お次は、「異世界への入り口」とSNSで話題になった「上色見熊野座神社」に向かいます。
駐車場がしっかり整備されているこの神社は、るろうに剣心の舞台になったことでも有名です。
約100基もの石灯籠が階段沿いにならず風景と、そこに陽が差し込む光景はなんとも幻想的です。
脇からニョロニョロとか出てきても違和感がないです。
神殿まで石段を登りきってさらに裏の山を登っていくと、大きな風穴が空いている巨大な岩山にたどり着きます。
「穿戸岩」という名のこの岩は、どんなに困難な目標でも必ず達成できる象徴として「合格・必勝」のご利益があるとして有名とのこと。
何かを祈ろうとしても、そういえば最近合格とか必勝とかそういったことと縁が遠くなっているような・・・。
何か新しいことでもチャレンジしようかな。
阿蘇と言ったらここ!大観峰を目指します。
途中、阿蘇の尾根を走るミルクロードを通ったのですが、この道こそ自転車で走りたい!
16時頃に着いたのですが、駐車場は一杯。本当に人気なスポットであることが伺えます。
阿蘇のカルデラが一望できる素晴らしい眺望。
パラグライダーで空を飛んでいる人たちがちらほら。
気持ちよさそう!
この360°の大パノラマは本当に心に残る景色でした。
大観峰を後に、いよいよ本日宿泊する宿に向かいます。
広い広い草原がずっと続きます。
大観峰から車で30分ほどで本日の宿に到着。
阿蘇の高原に位置する瀬の本高原ホテルの周りには本当に何もなく、自然を贅沢に感じることができました。
チェックインをして本日の部屋に向かいます。
この旅館には旧館と新館があるのですが、今回は新館のお部屋です。
広く落ち着いた雰囲気でした。
この宿の露天風呂はちょっと離れた所にあるのですが、そこに行く途中の景色が最高でした。
阿蘇の壮大な景色の前に自分のちっぽけさを・・・(略
阿蘇と言えば赤牛!
詳しいことは良く分かりませんが、とにかく美味しかった。