目次
この記事は、2023年に我が家を建てたときの、建築工事の記録です。工期は4月から8月までの約4か月で、引き渡しは8月26日でした。
設計編では、ハウスメーカーとの打ち合わせのやり取りを書きました。こちらの建築編では、手元に残っている写真で、家が建っていく様子を日付順に振り返ります。
我が家は、2×4(ツーバイフォー)工法で建てました。写っている人の顔には、私以外、モザイクをかけています。
【情報の確認日】この記事の数字・制度・料金などは2026年11月に確認できた内容です。変わることがあるため、最新の情報は各公式サイトでご確認ください。工事の日付や写真は2023年のものです。工法や地鎮祭の説明は、公式の資料などで確認した内容です。
工事の流れ(4月〜8月)
まず、写真の撮影日をもとに、工事の流れを一覧にしました。くわしい様子は、このあと日付順に見ていきます。
| 時期 | できごと | 写真 |
|---|---|---|
| 4月1日 | 地鎮祭 | 1枚 |
| 4月11日〜28日 | 基礎工事(配筋・コンクリートなど) | 4枚 |
| 5月17日〜6月9日 | 壁・床・屋根の骨組み、コンセント位置 | 7枚 |
| 6月24日〜7月13日 | 内装の下地(石膏ボード)と外装 | 5枚 |
| 8月22日 | 内装がほぼ完成 | 2枚 |
| 8月26日 | 引き渡し | − |
| 9月2日・12月11日 | 引き渡し後の玄関と外観 | 3枚 |
撮影日が空いている時期は、写真が残っていないだけで、工事は続いています。
地鎮祭(4月1日)
工事は、4月1日の地鎮祭から始まりました。

地鎮祭は、建物を建てる前に、その土地の神様を祀り、工事中の安全を祈る祭儀です。
写真は、私が盛り砂に鍬を入れているところです。神式では、この所作を「穿初(うがちぞめ)の儀」と呼ぶそうです。
参考地祭り・地鎮祭(Basic Terms of Shinto)國學院大學デジタルミュージアム 参考神殿造替工事に伴う地鎮祭が斎行されました(令和6(2024)年4月8日)國學院大學基礎工事(4月)
家の土台になる基礎は、4月の約2週間で形になっていきました。
4月11日。基礎工事が進んでいました。敷地の土が掘り返され、土台を作る作業が行われています。

4月18日。地面いっぱいに、鉄筋が格子状に組まれていました。これが基礎の「配筋」です。
コンクリートを流してしまうと、鉄筋は見えなくなります。配筋は、図面どおりに組めているかを、コンクリートを打つ前に確認する大事な工程だと知りました。

4月28日。コンクリートが打たれ、基礎の形がはっきり見えるようになりました。

基礎の周りを覆うシートには、ハウスメーカーの名前が入っています。

基礎の中からは、青やオレンジの管が顔を出していました。
2×4工法の骨組み(5月〜6月)
基礎ができると、いよいよ家の形が見えてきます。我が家は、2×4(ツーバイフォー)工法です。
日本ツーバイフォー建築協会によると、2インチ×4インチの規格材を多く使うことから、この名前で呼ばれています。木材で「枠組」をつくり、そこに構造用面材を接合して、床・壁・屋根を一体にした「六面体構造」をつくる工法です。
日本では、昭和49年(1974年)に技術基準が定められ、「枠組壁工法」として広く使えるようになりました。
参考ツーバイフォー工法の特徴一般社団法人 日本ツーバイフォー建築協会5月17日。木の枠が並び、壁の骨組みが立ち上がっていました。部屋の区切りが、少しずつ見えてきます。

5月18日。2階の床に、合板が張られていました。足場の向こうには、青いシートが見えます。

5月25日。足場とシートに囲まれ、屋根まわりの骨組みが見えます。家の高さが、ここで分かるようになりました。

6月1日。室内から見上げると、屋根を支える梁が斜めに走っていました。窓も入り始めています。

6月9日。柱の間に、青いボックスが付いていました。コンセントの位置を示すボックスです。

コンセントの位置も、ひとつひとつ指定できるのが、注文住宅のいいところです。
LDKになる部屋では、キッチンカウンターの下地が組まれていました。

窓の開口部に腰かけて、室内を見渡した一枚です。窓には、青いシートで養生がかけられています。

内装の下地と外装(6月下旬〜7月)
骨組みの次は、壁や天井の下地です。石膏ボードが張られると、部屋の輪郭がはっきりします。
6月24日。階段のまわりに、ボードが張られました。

7月1日。LDKの天井と壁に、ボードが張られていました。

外では、足場に緑色のネットがかかり、ハウスメーカーの幕が掲げられています。

7月13日。ボード張りが進み、天井の形がはっきりしてきました。

外に出ると、外壁が張られ、窓も入っていました。足場は外れています。

壁や天井にボードを張ると、中の構造は見えなくなります。骨組みが見える写真は、この時期にしか撮れません。
完成、引き渡し、そのあと(8月〜12月)
8月22日。内装が、ほぼできあがりました。リビングの天井には、間接照明が入っています。

洗面脱衣室です。鏡に、撮影している私が映っています。

8月26日に、引き渡しを受けました。4月から、約4か月の工事でした。
9月2日。引き渡し後の玄関ホールです。石のような質感の壁を、間接照明が照らしています。

同じ日に別の角度から撮った写真は、このあとの「自作のCGと実物を比べてみた」に載せています。
12月11日。完成後の外観を撮りました。外構は、別の業者にお願いしています。
写真は、このあとの「自作のCGと実物を比べてみた」に載せています。
自作のCGと実物を比べてみた
設計の段階で、私は自分でCGを作っていました。完成したものと並べて、見比べてみます。
まず玄関です。CGでは、白っぽい壁に、木のステップと濃い色のドアでした。

実物は、壁が石のような質感のものに変わり、間接照明が壁をやわらかく照らしています。打ち合わせで、「玄関の壁は質感の高い素材にしたい」「間接照明を入れたい」と伝えていたものです。

次に外観です。CGの外構は、木目調のフェンスと砂利のアプローチでした。

実物の外構は、白い塀と曲線のアプローチ、植栽です。設計編に書いたとおり、外構は別の業者に頼んだため、CGとは違う仕上がりになりました。

まとめ
4月の地鎮祭から8月の完成まで、約4か月。写真で振り返ると、基礎から骨組み、内装へと、家の形が少しずつ変わっていく様子がよく分かります。
日付つきで写真を残しておくと、工事の流れをあとから見返せます。基礎の配筋や壁の中のように、完成すると見えなくなる部分があるので、なおさらです。
設計編では、ハウスメーカーの図面を自分で確認して気づいたことや、両親への説明を書いています。これから建てる方の参考になればうれしいです。
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