1. 北大東島サイクリングコース
- 距離:20.63 km
- 獲得標高:145 m
- コース上の見どころ:燐鉱石貯蔵庫跡/大東ピラミッド/北大東島灯台

2. 北大東島とは
北大東島は南大東島と同じくサンゴ礁が隆起して出来た隆起環礁の孤島です。
サトウキビの産地として有名な南大東島と同じく北大東島でも、戦前大日本製糖の社有島として、一種の植民地経営が行われていた歴史があります。
戦後はアメリカ軍政のもと製糖会社からの支配を脱却し、今の村制が敷かれました。
開拓当初から燐鉱採掘がおこなわれてきましたが今では閉山しており、廃坑となっています。
3. 北大東島の見どころ
第一次大戦後、燐鉱石の価格が上がったことをきっかけに、当初中断していた燐鉱採掘が1918年に再開され、最盛期には年間22068トンもの燐鉱石が採掘されていました。当時の島の人口は2700人にまで膨らんでいたそうです。しかし、1950年には閉山しました。
大東ピラミッドは実際にミイラが眠っているわけではなく、漁港建設の残土を積み上げた「残岩処理場」です。漁港建設で掘り返した土砂をこの場所に積み上げた結果、このようなピラミッド状の構造物になったようです。
北大東島で最も高い字中野の黄金山(標高74m)の山頂に位置する北大東島灯台は、1971年に建てられました。1960年代に相次いで外国籍の船が漂着したことをきっかけに、灯台の必要性が高まったからと言われています。
4. 北大東島へのアクセス
北大東島へは沖縄本島泊港からフェリーで、もしくは那覇空港から飛行機で行くことができます。
フェリーでは沖縄本島泊港から約15時間で行くことができます。1週間に1~2本就航で、運賃は往復10,820円となります(2019年4月現在)
飛行機で行く場合は、那覇空港から約1時間で行くことができます。2日1本就航しており、運賃は普通料金で25,720円となります(2019年4月現在)。往復割を使えば1万円台で乗車することができます。
南大東島経由で飛ぶ経路もあります。
5. 北大東島のおすすめ旅プラン
東京から南大東島・北大東島を旅するプランを紹介いたします(2019年4月時点)。
フェリーは季節によって運航ダイヤが変わるので、あくまで参考程度にごらんください。
交通費は126,960円です。
日程 | 時間 | 場所 | 備考 | 値段 |
1日目 | 6:20発 | 羽田空港 | ||
(2時間40分) | ↓ 飛行機 | JAL | 41,610円 ※往復割 | |
9:00着 9:45発 | 那覇空港 | |||
(1時間5分) | ↓ 飛行機 | RAC | 16,420円 ※往復割 | |
10:50着 | 南大東島空港 | |||
南大東島サイクリング | 30km | |||
14:45発 | 南大東島空港 | |||
(20分) | ↓ 飛行機 | RAC | 5,450円 ※往復割 ※火水木運航 | |
15:05着 | 北大東島空港 | |||
北大東島泊 | ||||
2日目 | 北大東島サイクリング | |||
14:45発 | 北大東島空港 | |||
(20分) | ↓ 飛行機 | RAC | 5,450円 ※往復割 ※月金土日運航 | |
15:05着 15:35着 | 南大東島空港 | |||
(1時間5分) | ↓ 飛行機 | RAC | 16,420円 ※往復割 ※月金土日運航 | |
16:40着 18:35発 | 那覇空港 | |||
(2時間20分) | ↓ 飛行機 | JAL | 41,610円 ※往復割 | |
20:55着 | 羽田空港 |