5. 紀行(4日目)
今日で奄美最終日。
朝5時に目が覚め、おぼつかない足取りでベランダに出てみると、なんとも美しい日の出が目に入ってきました。
最後の日にふさわしい、そんな景色です。
朝食を早めに済ませ、チェックアウトまで時間があるということで昨日行けなかったビーチで遊ぶことにします。
このホテル専用のビーチということで人はほとんどおらず、ほぼ貸し切り状態。
ぷかぷか浮いたり、ぷかぷか流されたり、とにかくぷかぷかして1時間くらいでしょうか、遊びました。
海で泳いでお腹を空かせたとはいえ、もうすぐ昼時なのでどうしようか迷ったのですが行くことにしました。
奄美で一番有名なジェラート屋に。
初日に泊まっていた宿の近くにあるのですが、外観が可愛らしいお店です。
中に入ってもオシャレ。数人程度が座れる食事スペースがあり、そこでシャーベットを頂くことができます。
若い女性のお客さんや、コロナになってからは珍しい外人さんもおいしそうにジェラートを食べていました。
いろいろな味があり、何を食べようか迷ったのですが…。
二人ともダブルで、私は真塩といちごソルベ、彼女はマンゴーソルベとタンカンソルベをオーダー。
美味しくないわけがなく、ペロッと平らげてしまいました。
ジェラートを食べてそう時間が経っていませんが、今度はお昼に。
海を臨みながら美味しく食事ができる場所として有名な”奄美きょら海工房”で昼食を取ります。
お土産屋さんも併設している、ザ・観光地といった場所です。
海を望めるカウンターの席につき、スパゲッティを注文したのですが結構混んでいた待たされること20分くらい…。
ようやく来た!先ほど食べたジェラートも消化し切ってちょうどお腹も空いてきたのでむしろグッドタイミングだったかもしれません。
パスタも美味しかったです。
お昼を食べたらあとはお土産を買って東京に帰るだけ。
初日に昼食でお邪魔した”ばしゃ山”でお土産を買って、レンタカーを返却して、奄美空港へ。
あまり混んでいない飛行機で成田へ戻り、ちょうど帰宅するサラーリマンたちの中、麦わら帽子を紙袋に突っ込んだ私は電車で自宅へ。
3泊4日の奄美旅行。
私は普段あまりアクティビティを取り入れた旅行はしないので、今回こうして体験するのは初めてでしたが、想像以上に楽しいものでした。
今度は沖縄とか行きたいなあ、と次の旅行へと思いをはせつつ、明日から仕事という現実から目を背けるのでした。